宮城県角田市の観光情報を発信!ココカクダ

  • イベントのお知らせ
  • イベントカレンダー
  • トピックス
  • 角田のまちづくり
  • 角田の宇宙研究
  • 角田の食
  • 角田の文化
  • 角田の自然
  • 角田の歴史

梅 Vol.3 前編 梅生産者 松沢栄子

良質の梅を生産して安定した加工につなげる

一つひとつ手もぎして梅の出来ばえを実感

カリカリ梅と小梅の梅干し

毎年6月に開催される「梅まつり」では、『白加賀』(しらかが)という品種の青梅が登場。松沢さんら生産者が大粒の実を手もぎして収穫したものだ。特に梅の詰め放題はまつりを盛り上げる。カリカリ梅や梅酒の加工に適するこの『白加賀』のほかに、梅干しに適する『越乃梅』や中粒の『籐五郎』という3種を栽培。これらの苗木は直接新潟で買い付けたもので、品種によって違う剪定方法を現地で講習を受けたり、年1回のJA梅部会でも情報交換を行うという。秋に堆肥をやり、冬の剪定、黒星病対策の消毒などを施し、松沢さん個人で約4トンの収穫量を維持している。

切り口には専門の筆で消毒薬を塗る

梅まつりの様子
(大人気のもぎたて梅の即売会)

漬け頃を逃さず熟練加工者に最短最速で任す

黄色がかった梅を梅干しマイスターの佐藤きい子さんのところに持っていき、収穫の時期を仰ぐ。「漬け頃だ!」のひと声で近所の手を借りて一斉に収穫する。収穫する期間が長くなると完熟し過ぎて梅干しの出来が悪くなる。ほぼ1週間以内で収穫を終えるのが重要であり、生産者と加工者による、熟練の目と感覚から生まれた梅干しは、多くの方々から愛されており、まさに角田の顔。お互いを認め合う長年の信頼関係が生む、「あ、うんの呼吸」とも言える連携プレーの賜物だ。

Eiko Matsuzawa Profile

松沢栄子さんプロフィール

7代目農家として、ご主人と米、梅、野菜などを生産。梅ジュース、梅酒の加工も手掛けている。第3梅加工組合代表。1988年女性初の宮城県指導農業士となり、20年間地域のリーダーとして農家の指導にあたった。97年、佐藤きい子さんを含め仲間8人と始めた角田市初の直売所「葉っぱ市」を運営するなど活動の幅は広い。

Vol.3 梅加工者 佐藤きい子 | 後篇へ