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豆 Vol.2 秘伝豆生産者 太田正昭 前編

「色よし、味よし、香りよし」の角田産秘伝豆物語

忘れられない「秘伝豆の香り」

ずんだにしても色鮮やかな緑はそのまま。

15年ほど前、大豆をPRするイベントを開催できないかとの気運が高まり、角田駅朝市の出店者から、「秘伝豆の美味しさ」を教わった。しかし栽培方法などすべてが手探り。当初はなかなか実入りが悪く粒が揃わなかったが、何とかずんだまつりを開催。ずんだもちのお振るまいを強行した。そのとき駅いっぱいに漂う秘伝豆の香りに感動したという。第6回を迎えるころにはおまつりに人が集まり、生産者自体も増えていった。その背景では秘伝豆量産化への本格的な取り組みが始まっていた。

ずんだまつりの秘伝豆直売では
毎回完売を達成。

恒例のずんだもちのお振るまい

角田の土壌に合った育て方を発見

晩生の秘伝豆の収穫時期は9月末の1週間から10日。宮城県の基準通りの肥料をやっていても、丈が伸びすぎ実入りが悪い。太田さんは頭を抱えた。そこで角田の土壌を分析。結果、肥沃ゆえに成分によっては基準以下でよいと気がつく。次に作柄の時期。6月初めに種を撒くとどうしても丈が伸びすぎる。肥料を減らし、種を撒く時期を遅くした。そして最大のポイントに出会う。「花咲くころの畑の地温を上げない」。角田はお盆の気温が一番高く、その時期に花を咲かせると受粉率が下がる。そのための対策だ。このように太田さん独自の改良と仲間との情報共有が、秘伝豆をこの地に根づかせていった。

畑の地温がすべてのカギを握る。

Masaaki Ota Profile

太田正昭さんプロフィール

角田市佐倉地区出身。農協を退職後、角田市観光物産協会常任理事を務める。その当時「角田の良い地場産品を育てる会」が「あぶくま豆腐手作りセット」を開発し、全国的なヒット商品となる。そこで同協会でも大豆を使った地域おこしを提案し、「ずんだまつり」を開始。まつりで使用する「秘伝豆」の生産者でもあり、「みやぎの環境にやさしい農産物」の認証を得ている。

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